タクアパタウン(ヤンヤオ)〜市民の生活の街
カオラックのから北へ32kmにあるタクアパタウン(ヤンヤオ)は、タクアパ市民の生活のにかかせない街。ちなみにカオラックエリアもタクアパ市。街には、生鮮市場、病院、学校、主要銀行、寺、市役所や税務署などの官庁街、郵便局、長距離バスターミナル、大型スーパー、個人まりとした商店街が集まる。
20世紀前半、この地域の川で錫の採掘が盛んに行われていた。当時の採掘場はゴムの木栽培に取って代わり、その面影を見ることはできない。タクアパには現在のタクアパタウン(ヤンヤオ)と、ここから7km離れたオールドタクアパタウン(スリ・タクアパまたはタラッド・カオ)がある。オールドタクアパタウンの歴史は13世紀までさかのぼり、今でもシノポルトガル様式の建築物が健在し、錫で富をなした痕跡を垣間見ることができる。オールドタクアパタウンについてはこちらから 生鮮市場は清潔で、新鮮な魚介、果物、野菜、ハーブの数々、タイならではのカレーペストを売る店、乾物店と庶民の台所勢揃い。鮮魚売り場では、日本で天然記念物のカブトガニやエイなどタイならではの品揃え! 市場の外にはフライドチキン、カットフルーツ、タイの手作りスイーツなどを売る屋台から食欲をそそる香りがしてくる。市場手前には長距離バスターミナルがあり、チケット販売所、バス乗り場には気軽に食べれるオープンエアの食堂が併設されている。もちろん地域名産のお菓子”タオソー”などを販売する店もそばにあるので、覗いてみるのも楽しい。その他、生活雑貨店、調理器具、食器、米の卸、電気屋さん、ガス屋さん、ウエディングドレスレンタルショップ、玩具店、産婦人科や眼科などのクリニック、コンビニのファミマまで生活に必要とされるものはここに来ればほとんど揃うだろう。機会があればぜひ立ち寄ってみると面白いエリアだ。 主要銀行の集まる小さな商店街には、郵便局、食堂、自転車屋さん、仏具店、文房具店、金物屋などが軒を連ねている。建物をよく見てみると、こちらにもシノポルトガル様式の簡素化されたデザインの建物が多く残っている。バンコクバンク前に平日だけ出るバナナフリッターの屋台はうまい! サイアムコマーシャルバンク前にあるお店はタイデザートの定番マンゴーともち米のセットを量り売りしている。その店の左となりは豚足ご飯がおしいいと、市民に愛されている店のある商店街だ。小さな商店街なので歩いてすぐ回れる。 基本的に夕方には閉店する店がほとんどと、日曜日にはお店が閉まっていることが多いので平日の昼間に来ることをおすすめ。 生鮮市場と銀行通り商店街は少し離れているが歩けないことはない。地図を参考にしてみて。 |
錫の採掘で働いていたのは、中国からの移民たち。イギリスの海峡植民地であったマレーシアからのタクアパへ移住してきた中国移民は、外国資本で外国からの技術を駆使した錫の採掘会社で働いていた。採掘場の痕跡はないが食文化は今でも健在で、タクアパタウン(ヤンヤオ)には美味しい飲茶の店が何軒もある。飲茶は朝ごはんなので、ほとんどのお店が朝早くから営業し、遅くてもお昼までには閉まってしまう。その他にも、中秋の名月には月餅を食べ、オールドタクアパタウンにある中国寺では陰暦9月の9日間は行われるベジタリアンフェスティバルなどの文化も健在だ。
そんなタクアパタウンにも大型チェーンのスーパー"Big C"が昨年オープン。場所は、生鮮市場の前の大通りを挟んだ向かい。エアコンの効いたスーパーで涼める市民の憩いの場? ケンタッキーフライドチキンも入っている。タクアパにも近代化の波が押し寄せるかいなか・・・?!
そんなタクアパタウンにも大型チェーンのスーパー"Big C"が昨年オープン。場所は、生鮮市場の前の大通りを挟んだ向かい。エアコンの効いたスーパーで涼める市民の憩いの場? ケンタッキーフライドチキンも入っている。タクアパにも近代化の波が押し寄せるかいなか・・・?!
タクアパタウンのフォトギャラリー
タクアパタウン周辺地図
これはタクアパタウン(ヤンヤオ)のマップです。オールドタクアパは別マップをご参照ください。
マップ内のアイコンにカーソルを合わせると場所の名前がわかります。
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