街で遊 ぶ
エコ ツーリズム ビレッジライフ体験
@ Ban Ta Dingdaen,Thai Muang
@ Ban Ta Dingdaen,Thai Muang
タイムアン地区は、プーケットからカオラックへ向かう手前にある地域。ランピー山とタイムアンビーチエリアが国立公園に指定されている。バン タ ディンデン村は、タイムアン地区の海側それもマングローブの森の隣にある住民千人ほどの村。
この村人たちが、自分たちの村の文化や豊かな自然環境を体験してもらうために始めたエコツーリズムを紹介しよう。 エコツーリズムを取り仕切る会長バン・ディーンさんとガイド兼マネジャー役(?)のパティパットさんが筆頭となり、みなそれぞれ仕事を持つ村人たちがカヌーを漕ぎガイドをして村での生活や自然を紹介してくれる。 プログラムの内容は、時期ににより内容が少し変わります。
注)ツアー開始時間は、潮の満ち引きの時間によって変わります。 カシューナッツは、村人の家の庭先にたわわになった実を村人が目の前で火を焼べローストしてくれる。真っ黒焦げの身を割ると中から香ばしカシューナッツが! 甘くて香ばしくて他では味わえないうまさ。乾季の12月〜2月がカシューナッツのシーズンです。5月〜7月は森に巣をつくるミツバチのはちみつハンティングをするそうです。天然のはちみつは味が違うと村人たちがりきせつしていました。
村人たちは、ゴムの木やパームヤシ農園、果物園、漁師と一人いくつも兼業している人たちが多く、そのなかでも野菜の水耕栽培をしているのもこの村の特徴のようだ。この水耕栽培は、2004年に起きたスマトラ沖地震で発生した津波で被害を受けたこの村に、日本政府が村人たちに技術を教え収入源にできるようにと援助に来てくれたことから始まった事業だそう。 タイムアン地区でもその昔は錫の採掘が盛んだったようで、50年前まで使われていたという海水から錫と砂を選別する選別作業所の跡地を見学した。 |
マングローブの森からは25分間のカヌー体験だ。水面は鏡のように青空を映し出し、マングローブの緑が目に優しく、時折聞こえる鳥の鳴き声以外は水をかくパドルの音だけが聞こえとってもピースフル。村人たちは釣りをして魚はとるけど、モリやダイナマイト狩猟などの乱獲は禁止し資源を守っているという。何種類もあるマングローブの木だが、葉の大きなマングローブは長いふさ豆のような種を枝から垂らし、引き潮で水が引き泥池が現れると枝から切り離され、泥池に刺さりそこから根を生やすそうだ。
カヌーの後は、ロングテールボートに乗り換えてサバンナと呼ばれる場所へ連れてこられた。サバンナ?あのアフリカの?疑いながら来てみたが、黄金色のチャオチューという草の草原と遠くに立つサメットの樹木の容姿からなんとなくサバンナっぽい。この光景も1月〜4月頃までしか見れないという。 サバンナを抜けると、ビーチに到着。 キュキュとなる鳴き砂のビーチに、巨岩があり岩に登れる。岩の向こうに小さな入江があり、その先にはナヤック山と呼ばれる岩山が。その昔、シミラン島を向いたおっかない顔をした巨岩があったのだが、第二次世界対戦中、この地域を通る日本軍の戦艦が何隻も沈没したことから、日本兵がこの岩を怖がり大砲で撃ち落としてしまったという伝説が伝わる岩山だ。 乾季にはビーチで泳ぐこともできるので水着を着てこよう。 ぜひ、一味違ったエコツーリズムでビレッジライフを体験してみては? ご興味のある方はkhaolaknaviまでメールでご連絡ください。 |