ジャングルで遊ぶ
カオソック・ソックリバーカヌー
カオソック国立公園を通り周辺地域に流れているソックリバーでリバーカヌー体験。乾季は川の水位が低く、穏やかにながれる川を1時間半かけて5kmの距離をゆっくり下っていく。
乾季と雨季での川の水位の高低差は目覚ましく、川沿いに生えている木を見上げると、枝の数カ所に流れ着いた落ち葉や小枝が固まりとなって引っかかっていて、水位が下がった今でもその時の痕跡が見られる。ざっと見た感じでも3m近くの水位の差があるのがわかる。 太陽の日差しは強いが、ライムストーンの岩山が近くなるとひんやりとした風が気持ち良い。川にはライムストーンの山から剥がれ落ちが巨岩が姿を水面からむき出しにし、ガジュマルの何本も垂れているじゃもじゃの根も水面から顔を出している。ガジュマルの木からロープが垂れさがり、幹に梯子のようなものがくくりつけられていてターザンごっこや川にジャンプして遊べるらしいが、なにせ水位が低くてロープまで手が届かない。これは雨季だけ遊べるお楽しみだ。 カヌーを漕いでくれるガイドさんたちは地元の人が多く、木の上で眠る蛇やカワセミなどをいち早く発見しては教えてくれる。
川の流れで浸食されたライムストーンの岩底は、半トンネル状に大きくえぐられその下をカヌーで通り抜けられる。そして岩の中に染み込んでいる雨水は岩底から清水のように流れ出ている。自然の作り出す姿に驚き、そそり立つ迫力のあるライムストーンの山を間近で見る感動。 カオソック滞在の場合は、滞在先の宿で申し込むことができる。カヌー乗り場も何ヶ所かあり、前もって申し込まなくてもわりとすぐに遊べる手頃なアクティビティ。カオラックからは、カオソック1日ツアーが施行されているので前もって申し込もう。 |